ホームページリニューアル提案書の役割。まずは目的・目標を決定しよう!

Webサイトリニューアルにあたって、初期段階で必要となる提案書。
社内プレゼンをしたり、要件の確認をしたりする際にも活用され、リニューアルの方向性を決める重要な資料になります。
制作会社や開発会社から提案書をもらうための「依頼書」としても活用できるため、ポイントを押さえて作成することが大切です。
では、その「ポイント」とはいったい何でしょうか。

成功するかどうかは提案書の段階でほぼ決まっている

Webサイトの提案書が必要なのは、まだ制作会社に依頼もしていない「初期段階」。にもかかわらず、この時点でリニューアルが成功するかどうかが決まっていると言われたら信じられますか?
実際、リニューアルすれば必ず成功するという保証はないため、Web担当者の多くは頭を悩ませているはず。
しかし、実は重要なポイントが押さえられているかどうかで、ある程度成功するかどうかが決まってしまうのです。

提案書を作成する前に目標を設定する

Webサイトをリニューアルするために最も重要なのが「目的」と「目標」です。
なぜ、リニューアルをするのか、その結果何を求めるのかということです。
これを決めておかないと、社内の認識だけでなく制作会社の提案にも最初からズレが生じてしまう可能性があります。

「旧サイトの制作時にもきちんと決めていたし、抜かりはない」という方もいらっしゃるかもしれません。
では、その目的・目標がどれだけ具体的なのかを考えてみましょう。

目的・目標は事実に基づいて決める

目的・目標の立て方でありがちなのが
「古くなってきたから新しくしたい」
「Webの問い合わせがあまりないように思うので増やしたい」
「上司がもっと売り上げに繋がるWebサイトにしたいと言っている」
など、Web担当者が現状をきちんと把握しないまま進めてしまう例です。

この方法でリニューアルを進めると、おそらく成功は難しいでしょう。
その理由はふたつあります。

理由その1:成功か失敗かが分かりにくい

まずひとつは目的が本当の意味で明確になっていないところ。
リニューアル前の結果がはっきりしていないため、新サイトに変わった後で改善されたのかどうかが分かりません。
結局、数字での改善が明確でないため、自分達の主観で「良いサイトができた」で終わってしまいます。

仮に「全体の売上が上がっていた」としても、サイトリニューアルが影響したかどうかが分かりません。
「全体の売上が下がった」場合も同様です。実は数値的に改善されているのに、リニューアルの失敗が原因で売上が下がったと思われてしまうかもしれません。
成功したかどうかを判断する意味でも、リニューアル前の数字を把握しておくことは非常に重要なのです。

理由その2:感覚値には事実ではないものがある

次に、現状が事実かどうかわからない点です。
何年も前に作ったサイトだから古いことは事実ですが、それによってユーザーが不便を感じているかどうかは分かりません。
もしかすると何不自由なく活用されている可能性もあり、リニューアルする必要すらないかもしれません。
肌感覚で「予約数が少ない」と思っていたけれど、実際に計測してみると予約の半数以上がWebサイトからだったということもあるかもしれません。

デザインが古く、スマホに対応できておらず、ユーザーからも「見にくい」という意見が多数出ている。
月々の予約数は10あるが、そのうちネットからの予約は1件程度しかない。
こういった明確な事実や数字があれば、改善するためにはどうすれば良いかを議論しやすくなります。

事実に基づいた目的・目標の決め方

事実といっても、今までWebサイトの状況をしっかりと分析できていなかったのに「アクセス数が低迷している」「検索の表示回数を増やしたい」といった専門的な数値を出すのは難しいでしょう。
まずは社内アンケートやお客様の声、実際の予約数などを取得し、まとめるだけでも問題点が浮かび上がってくるのでおすすめです。

ホームページをリニューアルする理由と目的を明確にすることで制作会社への依頼内容もはっきりします。
制作会社を選定する際にも判断基準が明確になってくるでしょう。

提案書を作成する

目的・目標が明確になったら提案書をカタチにしていきましょう。
「初期段階の提案書なんて後からいくらでも修正がきくから」
「プロがちゃんとした提案書を作ってくれるからある程度大まかなもので問題ないだろう」
などと考えていると、初期段階から方向性が間違ってしまい、後々修正が効かなくなってしまう可能性があるので要注意です。
事前に決めてある「目的・目標」を明確に伝えられるものを作成し、意思の統一をはかっていきましょう。

提案依頼書を作成せず、コンサルを依頼する

もし、発注する業者がすでに決まっている場合でも、提案依頼書は作成することをおすすめします。
ただ、制作会社がサイトの分析や解析のノウハウを持っていれば、現在運用しているWebサイトが抱えている問題点や修正点をより明確に提示してもらえます。
そのため、提案依頼書を出す必要はありません。

自社サイトの現状を調査してもらい、問題点が何なのかを実際に洗い出してもらったうえで話を進めていくことができます。
目標を明確にしておけば、達成するための施策を1練ってくれるので、話もスムーズに進みます。

制作会社に見積もりを依頼する

ホームページのリニューアルでは、予算を事前に設定しておくことが難しい場合が多いです。
要望によってかかってくる費用が大きく異なってきます。

  • 現在運用しているサイトを閉鎖し、完全に作り変える
  • スマホ専用サイトを作成し、パソコンにしか対応していない現サイトをスマホ対応する
  • システムを開発し、機能を追加する

上記の3つが違うだけでも、予算が大きく異なってきます。
事前にある程度の予算は伝えておくべきですが、欲しい機能や達成させたい目的に応じたサイトを制作する必要があります。
提案をもらった上で機能と費用を天秤にかけて決めていく方が効率的です。

同じ条件で複数の制作会社に依頼する

同じ目的・目標で提案を依頼しても、制作会社によって内容や費用がまったく異なります。
そして、金額と結果が比例しないことも多いため、プレゼンの内容も踏まえて1つひとつ判断していく必要があります。
なぜそれだけの費用がかかるのか。かかる金額とその理由も明確にした上で取捨選択していくことが重要です。
Webサイトのリニューアルを成功に近づけるためにも、1つひとつ慎重に考えていきましょう。

現状をしっかりと調査した上でリニューアルに臨みませんか?

Webサイトリニューアル成功の鍵は、初期段階で問題点をしっかりと洗い出すこと。そして、自社の強みとユーザーのニーズをマッチングさせていくことです。
ウェブサイトは上手く活用すれば自社の強みや魅力をアピールできる最高の場所になります。
初期段階を焦って進めず、時間をかけて調査していくことをおすすめします。

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