費用から考えるレスポンシブWebデザインとスマホ対応

「自社のサイトがスマートフォンに対応していないので、リニューアルを考えている」あるいは「ホームページの制作を検討している」という企業様は、スマートフォンへの対応をどのようにしていけば良いのかとお悩みいのではないでしょうか。
費用をとにかく抑えるならパソコン専用にするというのもひとつですが、スマホ対応はしておいた方が良いというのが一般的な流れです。
でも、金額はかなり上がるし、そんなコストはかけていられないと思っている方は要注意です。
もしかするとすでに大きなビジネスチャンスを逃してしまっているかもしれません。

スマホ対応の選択肢は全部で3パターン

Webサイトをスマートフォンで閲覧できるようにするためには3つの方法があります。

  1. 現在運用しているWebサイトに追加してスマホサイトを制作する
  2. 今のサイトは削除し、新しくスマホ専用のWebサイトに作りなおす
  3. 今のサイトは削除し、新しくレスポンシブWebデザインのWebサイトに作り直す

上記のうち、レスポンシブデザインは③のみで、①と②はいずれもスマホ専用サイトを制作する流れです。
それぞれにメリットやデメリットがあり、かかってくる費用も異なってくるので、どれが最良の選択肢なのかはWebサイトの運用方法によっても異なってきます。特徴や金額などを把握した上で、最良の選択肢を選んでいきましょう。

今のサイトをレスポンシブにはできない?

今、パソコンで閲覧できるWebサイトをお持ちの場合、そのWebサイトを使えば簡単にレスポンシブ対応できると思っている方は少なくないでしょう。
パズル感覚でパソコンで表示されている要素を並べ換えるだけなら、「ちょっと変えたらできる?」と思ってしまいます。

結論から言うと「物理的には可能」です。ただし実際にやるとなるとかなり手間なので「現実的に不可能」な場合も多くあります。
現在お持ちのWebサイトを制作した会社しか対応できない場合がほとんどですので、まずは制作会社に問い合わせてみると良いでしょう。
ただし、運用しているサイトはレスポンシブのことを考えて組まれたレイアウトではない可能性が高く、無理やり対応させてもうまくいかない可能性もあります。

費用的に作り直した方が安い

Webサイトをレスポンシブに対応させるのはあまり現実的ではありません。
理由は単純で、データを洗い出し、レスポンシブ用のデザインに作り直し、使われているコードを一から書き直す作業が必要となるからです。
ほとんどの場合、レスポンシブWebデザインにすることを考えて組んでいるわけではないため、大幅な修正と膨大な金額がかかってくることは間違いないでしょう。
規模の大小によって対応は大きく変わってきますが、おそらく制作時と同じくらいか、それ以上の費用が発生します。
だから「作り直した方が早いし安い」という回答になる可能性が高いです。


現行のWebサイトをレスポンシブに対応させる場合
思った以上に費用がかかる上、スマホユーザーの使い勝手のよくないWebサイトになる可能性が高い

スマホ対応について詳しく知りたい方はこちら

スマホ用のサイトを制作すればすべて解決できる

結局、おすすめなのは新しいWebサイトを作ることという結論になります。
1サイト作るのだから今あるWebサイトをレスポンシブ対応させるよりも費用がかかるのではないか?と思われるかもしれませんが、そうではありません。
実際には「データを洗い出したり仕組みを解読してレスポンシブ対応させていく時間があれば1サイト作ってお釣りがくる」ことも多いため、今あるものの修正に固執しないことをおすすめします。
特に、昔のWebサイトであればHTMLのバージョンが低い場合もあり、さまざまな部分で悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

制作した後の管理費用も視野に入れて考えよう

ここで注意したいのは制作後にかかってくる費用のこと。
制作会社によって金額や内容はさまざまですが、多くの場合サイトを制作した後も、保守費用がかかってきます。
PCサイトとスマホサイトを同時に運用する場合「同じURLなら、保守費用は同じで良いですよ」となれば良いですが、通常、管理するWebサイトがPC用とスマホ用のふたつになっているので作業にかかる労力も2倍になります。
そのため、金額も2サイト分かかってくる可能性が高いです。


現在運用しているWebサイトに追加してスマホサイトを制作する
管理内容が2倍になるため、維持費が2サイト分かかってくる可能性がある

PCサイトとスマホサイトの運用費

あくまでも例ですが、サイトの制作費が10万円、維持費が1万円だと仮定します。
レスポンシブ対応する場合は制作費が1.5倍程度かかってくる可能性があるため、仮に15万円とします。


【PC・スマホサイトの同時運用】
PC(もともとあったので無料)+スマホ(10万円)+維持費(1万円×12カ月×2サイト)=34万円

【スマホサイトのみの運用】
PC(削除)+スマホサイト(10万円)+維持費(1万円×12カ月)=22万円

【レスポンシブサイトのみの運用】
PC(削除)+レスポンシブサイト(15万円)+維持費(1万円×12カ月)=27万円


このように、毎月の維持費も含めて考えると複数のWebサイトを運用するよりも、Webサイトはひとつにまとめた方が安くなります。
費用のことだけを考えるのであれば、スマホサイトを作ってPCサイトを削除するか、レスポンシブのサイトを作るかの二択と言えるでしょう。

スマホとPCのアクセスから状況を考える

「スマホ専用サイトって、PCで閲覧しにくいのでは?」という考えから、結局レスポンシブサイトにするしかないと思われるかもしれません。
しかし、状況によってはPCからのアクセスは10%にも満たないことがあり「PC専用サイトのみの運用に比べればそちらの方が現実的」というケースも実は少なくありません。

業態や提供している商品・サービスの内容、BtoBとBtoCによっても状況が大きく異なるので、現在Webサイトを運用していない企業様がアクセス状況を把握せず、いきなりスマホ専用サイトのみで運用するのはあまりおすすめしません。
もし、アクセス解析でスマートフォンのユーザーが圧倒的に多いという現状があれば、スマホサイトのみの運用でも問題はないと言えるでしょう。


今のサイトは削除し、新しくスマホ専用のWebサイトに作りなおす
制作コストとユーザビリティを考えるとスマホサイトの制作が理想的。ただし、アクセス状況に注意が必要!

レスポンシブサイトは高い?

通常、スマホ用・パソコン用のWebサイトに対してレスポンシブのWebサイトの方が制作費用は高くなりますが、場合によってはこの限りではありません。
今では制作会社によってはかなり金額を落としているところもあるようです。
ただし、中には制作費を安くして保守費用を少し高めに設定している場合もあるので、ランディングコストも含めて考えましょう。

レスポンシブデザインへのリニューアルはチャンス?

3つの選択肢の中で最も複雑に見える上、制作費も高いため、最初に候補からはずされがちなのがレスポンシブWebデザインのWebサイトを制作することです。
しかし、実は既にあるPCサイトの情報をそのまま作り直すのではなく、現代のトレンドに合ったデザインや戦略を組み直して構築することができるので、Webサイトに対する意識を考え直すチャンスでもあります。
使い方次第ではお金を生み出すツールにもなりますので、ぜひうまく活用していきましょう。


今のサイトは削除し、新しくレスポンシブWebデザインのWebサイトに作り直す
制作コストは最も高くなる可能性が大。ただ、トレンドに合ったサイトを構築できる上、ランニングコストは2サイトの運用よりも安い可能性がある

glowを利用してサイトを作るメリット

glowの制作費用は、周囲の制作会社と比べてみて、お世辞にも安いとは言えません。
価格競争も致しませんので「できるだけ安くWebサイトを作りたい」というご要望にはお応えできません。
しかし、企業様の運用をサポートし「売り上げを作り出せるWebサイト」にするアドバイスは可能です。
リニューアルを機に、Webサイトを毎月コストがかかるパンフレットから、毎月売り上げを捻出できる営業ツールへと進化させてみませんか?

この事業についてもっと詳しく知りたい方は、

Webサイト制作へ